東南アジア旅行

        

仕事の折にでも多くの鉄道を東南アジアでも見てきましたが、ここでは最近旅行にて訪問した国々
の一部で、トッピクス的な写真を中心に紹介します。20年以上前に訪問した時から見ますと随分変
わりました。何しろ写真が撮れるのですから・・・・・・・・。

   【韓国・釜山・蔚山(ウルサン)】
        2012年7月終わりに、海外赴任する息子家族訪問を兼ねて、韓国南東部のKTX,在来線に乗って来ました。
        在来線のムグンファ号はともあれセマウル号などは年月を感じる車両となっていました。
          

上図緑色の東海南部線の蔚山(ウル
サン)駅で、今はKIXが違う場所でこ
の駅名を使ったため大和河(テファン
ガ)駅となっています。
各駅停車のムグンファ号ディーゼ
ル車です。ウルサンは現代自動車
をはじめとする工業都市で、岡山
の水島のような感じです。
車内の様子。小奇麗です。 簡単なチケット。自動販売機では
言葉が難しい!ので窓口で購入。
ウルサンから慶州に向けて出かけ
ています。その途中でカフェ付き車
とすれ違う。
「佛国寺」の最寄り駅にて下車し
、観光へ。夏は非常に暑いが日陰
は少し涼しい。
翌日KTX「蔚山」駅へ。旧駅より
20Km山側に離れているが、タクシ
ー代が安いので気にならない。
アルストム製初代TGV形式が入っ
て来た。外観は車齢の割にはくす
んでいて手入れは良くない?
KTXの車内の様子。グリーン系の色
が新鮮。
KTX 釜山駅。近代的な大きな駅
で裏側には釜山港がある。
京釜線をはじめとして結構頻繁
に出入りしていた。
退避線上にいたセマウル号。かな
り年季が入っていた。
塗装はヒビワレを起しており外観は
かなり厳しい状態。
行き先表示板には英語・漢字も
入っているので安心です。
新しい電気機関車が入線してきた
ディーゼルも入線してきた。ローカ
ル線。


   【中国】
        2007年の秋に上海〜蘇州を鉄道で行ってみました。ここはご承知のように日本製新幹線が走っています。
        なんとか往きに切符が取れ、還りは特快で快適に上海に戻ってきました。乗っている人、街中で出会った人
        も鉄道も時代を長くまたがっている国です。

35分の短い乗車です。料金は31元と安いですが切符を手に入れるのは大変です。 和諧号」。「調和」という意味で、継続的な社会発展の合言葉的に多くつかわれるようになってきました。 ベースは日本の長野新幹線「はやて」、「あさま」などとして活躍するE2系電車。 CRHは'China Railway Hi-speed"の略でこれはCRH2型。川崎重工製です。
1等車内の様子。ゆったりとしています。在来線との共有ながら揺れも少なく快適でした。 2等車内ですが良い色調のデザインです。 1等車の各座席に備え付けてある雑誌で、表紙には仏アルストム製CRH5型と思われる写真です。 この車内誌には写真と共に「外国の技術を導入、吸収した上で中国が自主開発した」とありますが・・・?
昨年よりの第7次では日本をはじめカナダ、ドイツ、フランスとの共同開発を行い、路線を増やす計画との事です。 蘇州駅です。お決まりのように駅周辺は客引き、乗客で埃っぽく雑然としていますが、一歩旧市街に入ると静かな歴史街となります。 帰りに乗った「特快」で、周恩来氏の肖像が取り付けられていました。しかし我先にと乗車時のマナーはいただけません。 1等車内の様子、席を譲ってくれる流暢な英語を喋る女性、大きな八朔を食べる、コーラをがぶ飲みする若い女性など様々です。
すれ違った大型ディーゼル機。こちらも130Km/H以上のスピードを出して約1時間で上海に戻ります。 普通列車。例の黄色帯と濃緑色の列車は見当たりません。 これも普通列車ですがかなり小奇麗です。 上海に戻り地下鉄に乗って旧租界の方へ出かけました。駅は急ピッチで改修工事が行われていました。
【番外編】地下鉄「人民広場駅」の地下街に、旧租界時代のトラムの先頭部が飾ってありました。この国の余裕も感じられます。 これも駅ですれ違いの地下鉄…?ではありません。黄浦江を横切り、旧租界から東方明珠塔に行く、観光軌道「外灘観光隧道」で光の演出が素晴らしい。

    【韓国】
        鉄道でのポイントがつかみにくく行き当たりばったりでの写真です。                                   

地下鉄4号線明洞駅です。 同左 南大門に向けて歩いている途中で見掛けたディーゼル機関車牽引の列車です。 これも同じ場所にて。
ソウル駅内にある鉄道博物館で展示されているセマウル号の模型です。1/20程度のスケールです。 フランス製通称「ゲンコツ型」
GE製ディーゼル型。 旧型電車で型名は不明。