国内の保存鉄道

                        

   日本では大井川鉄道のような路線としての保存鉄道は法律や資金面で難しいですね。しかし、近年は全国的に保存する活動が
   広まっています。私も含めて今後のファンに期待したいところです。   

【木曽・赤沢森林鉄道】
   
'13.6.17の梅雨の合間に訪れた、木曽御嶽山と、赤沢地区、元木曽森林鉄道のあった赤沢自然休養林です。
    N,HO,1番ゲージの車両を持っているのに実物を見たことがなかったので訪問しました。

2013.6.17;木曽御嶽山群の7合目
からの眺めです。梅雨の合間で運よく晴れました。前日、は山の岐阜県側にあり、標高1800mにある濁河(にごりご)温泉に投宿し、秘湯を堪能しました。露天風呂は混浴です。
中央線上松駅より小川、王滝地区の南側にあり、日本一の路線長を誇った木曽森林鉄道のあった場所に行きます。木曽森林鉄道は1975年に廃止されましたが、一部路線が整備されて1987年観光用に復活しました。 はじめてお目にかかります!
1929年製ボールドウィンです。
側面から見ても、正面から見ても可愛いらしいバランスの中にキリッとしたボディーがしまりを感じさせます。
模型化のなかでは、全体を同じ縮尺でスケールダウンするとゲージの関係でバランスが崩れるのを良く感じますが、実物を見るとよくわかります。 行事がある時は稼働しているのでしょう。足回りは良く手入れされています。 シリンダー回り。 1929-1960年に活躍、42万Kmを走行して廃線となりました。3台有った内2台は故郷アメリカに返還され、この1台だけが日本に現存しています。
キャブ・ボイラー部で後ろの給炭部
との間隔は大変せまく、立ち仕事での苦労が偲ばれます。
現森林鉄道終点、「丸山渡停車場」近くの分岐に自然放置されていた旧酒井工機製ディーゼル2台、給水車、客車などです。貴重な遺産だと思うのですが・・・ 最後部にあった客車。朝顔型連結器も愛らしい。1番ゲージで模型化したいところです。 出発駅にある鉄道博物館です。最盛期には総延長428Kmあった木曽谷の森林鉄道で活躍した車両が展示されています。
保守点検用のモーターカー 今でも使えそうです。 酒井工機製L型ディーゼル。昭和33年に製作の10t車で、20両のログカーを牽引した。 同じく酒井工機製BB型の大型ディーゼル。185馬力で、北海道から移転し鉄道廃止まで活躍した。
可愛い2軸レールバス。 6人乗りの展望車付き客車。昭和32年に現天皇が乗車されたとのことです。 「理髪車」と書いてある?
観光用北陸ワークス製ディーゼルと客車。距離2.2Kmの終点「丸山渡停車場」まで乗車です。 ディーゼル運転台内部。心地よいアイドリング音がしていました。 帰りは、渓流沿いに歩いて戻り、再度終点に向かう列車。 心地よいカーブが続きます。一番後ろの車両左側に乗ると前方全景を撮ることが出来ます。


【加悦鉄道】

加悦駅舎 全景1 全景2 社旗
103号機1915年US Porter社製
4号機
1922年川崎造船製
1261号機
1923年日本車両製造製
重要文化財 1873年UK Rt.Stephenson製
B201 1953年森製作所製修復
 下回りはB20蒸機より
1956年加藤製作所製 DB202 1963年日立製 キハ101 1936年日本車両
キハユニ51 1936年日本車両製 修復 キ165 ラッセル車 1938年 その内部 Porter の商標
  

梅小路蒸気機関車館
               ご承知のように1914年製扇型車庫は2004年に重要文化財に指定されました。
               ここでは代表的な機関車と展示室横にあるライブスチームのみを紹介します。

8600 C62 2号機 9600とC12 C58 1号機お召列車用
B20再生機 C58 1号機お召列車用
3-1/2ゲージライブスチーム三ツ矢 明氏の作品が展示されています。作り方は機芸出版社で出版されています。

【懐かしの旧交通博物館】

        懐かしの模型機関車です。重文の1号機は本物で今は新しい鉄道博物館に収められています。

1号機重要文化財の本物 ここから模型⇒ DD51エンジン部開口 交流実験機ED91
ED40電動機内部説明 EF64 ED76とEF65 カルダン式駆動模型
ここからは大阪九条にある鉄道博物館展示車両です。 懐かしの80系 DF5018号機 DD5433号機
蒸気機関構造を示す模型 EF66,EF64の内部構造模型